溶剤の秘密 2020.09.23

✨燃料警告灯(クルマ)の点灯後、何キロ走れるの?

車のガス欠!
軽く考えていたら、大変なことになりますよ!
絶対、安心してはいけない! 
 E(エンプティ)

クルマの燃料警告灯とは?
点灯後、どのくらい走行できるの?

 クルマの表示パネル(メーター内)の中には、「燃料の残量を表示」する「燃料計」と「燃料があと少しでなくなる“状態を警告”」するための「燃料警告灯」が付いています。走行中、燃料が少なくなると「燃料警告灯」が“点灯”する。

その警告灯が点灯すると、その後、どれくらい走ることが可能でしょうか。

燃料計には、「アナログ表示」と、「デジタル表示」の2種類があります。  表示は、燃料タンクの中に入っているフロート(浮子)が、残燃料を計測。フロートの上下で燃料計の残量を表示、燃料がなくなり、予め設定された数値以下の残量になると燃料警告灯が点灯し、注意表示が“点灯”します。

メーター内の「警告灯の表示(緊急性の高い順位)」は、赤色、黄色(オレンジ色)、緑色、青色 の4種類がありますが、燃料警告灯はこのうちの黄色で点灯します。

黄色・オレンジは「即運転をストップするほどではないが、速やかな対応が求められる状態」、もし、走行中に“赤色の警告灯が点灯”した場合は、「直ちに運転をやめ、安全な場所に停めて確認をする状態」を示す警告表示です。

では、この燃料警告灯が点灯したとき、「燃料の残量」と「走行可能距離」はいったいどのくらい(残量、距離)なのでしょうか。

クルマの燃料残量を示す警告灯が、あと何L(リットル)で点灯するかは、車種によって異なります。

一般的に、およそ「5Lから10L程度」といわれています。

ただ、実際にそのクルマが何Lで点灯するのかは、各クルマの[取扱説明書]で予め必ず確認しておいてください。

また、燃料警告灯が点灯したらあと何kmくらいなら走行できるか?ですが、一般的に50kmから100km程度は走行できるといわれていますが、これについても車種等によって、燃費等は異なります。

走行可能な距離は、そのクルマの燃料警告灯が点灯するときの燃料の残量値と、燃費性能をかけあわせることで、おおよその距離を算出することができます。ただし、実際には道路状況や走行速度、エアコンの使用状況などによって燃料の消費ペースが変わるため、必ずその距離が走行可能というわけではありません。あくまでも、目安なので注意が必要です。

走行中に突然、燃料警告灯が点灯しても、ガソリンスタンドを目指すための走行は、できるような設定になっています。

焦らずに対処するためにも、自分のクルマは残りの燃料がどのくらいになると燃料警告灯が点灯し、あとどのくらい走行できるかの距離の目安は、予め理解しておいた方が良いでしょう。

※特に、レンタカーの場合は!


燃料警告灯が点灯したらどうする?
万が一ガス欠を起こしたときの対処は?

燃料警告灯が“点灯”したまま走行を続け、燃料が少なくなってくると、だんだんエンジンの稼働が不安定になり、最終的にはエンジンが“停止し”、クルマが動かない、いわゆる「ガス欠」となってしまいます。

万が一、ガス欠を起こすと、その後の対処が大変なだけでなく、エンジンの故障の原因や、部品の劣化が進むことにもなるので、そうなる前に速やかに給油をおこなうことをお勧めいたします。

 

もしも、走行中にガス欠になってしまったら?

一般道であれば、ある程度の距離で「ガソリンスタンド」が見つかるはず?(最近は、スタンドが激減注意)なので、最寄りのガソリンスタンドで早目の給油をおこうことをお勧めいたします。

高速道路の場合、基本的に約50kmの間隔を目安に設置されているサービスエリアにガソリンスタンドがあるので、次のサービスエリアで、「直ちに給油」を行ってください。

サービスエリアであっても「ガソリンスタンドの設置がない」ところがあったり、ガソリンスタンドの設置間隔が100km以上あいている区間も存在しており、営業時間や設備点検などでタイミングによっては、利用できない場合がありますので、「50km走れば必ず給油できる」と、あまく考えないほうがいいでしょう。

標識やカーナビを頼りに次のガソリンスタンドまでの距離を確認し、同乗者がいる場合には、最寄りのガソリンスタンドの情報を調べてもらい電話で確認をとってもらいます。

もし、その先に給油できる施設がない場合は、最寄りのインターチェンジで一般道へ降り、近隣のガソリンスタンドで給油をおこないます。

また、先のサービスエリアのガソリンスタンド情報が十分に得られず、確実に給油をおこなえるか定かではないときも、無理に次のサービスエリアまで走行するのではなく、最寄りのインターチェンジで一般道へ降り、近くのガソリンスタンドで給油するのが安心でしょう。

それでも、やむを得ずガス欠を起こしてしまった場合は、直ちにハザードランプを点灯させて周囲にクルマの異常を知らせ、惰性で走っているうちにクルマを安全な場所に停めます。

高速道路であれば、近くに非常駐車帯があれば非常駐車帯に、なければなるべく広い路肩に止めるといいでしょう。

 ハザードランプを点灯させ続けたまま、ハンドルを左(壁の方向)に切り、発炎筒と三角停止板を使用して周囲にアピールします。

そして、道路緊急ダイヤル(#9910)に連絡するか、高速道路脇に設置されている非常電話で通報します。

ガードレールの外側に移動し、自身の安全を確保するのも忘れないようにしましょう。

復旧方法としては、JAFや保険会社のロードサービスを利用して給油をしてもらう方法があります。

JAFは会員であれば無料でサービスを受けられますが、非会員は料金がかかります。

 

保険会社のロードサービスでは、無料の場合やガソリン代のみかかるなどサービス内容が異なるので、自分の場合はどれを利用するのがいいのか知っておくようにしましょう。

ほかにも、一般道で歩ける距離にガソリンスタンドがあれば、助けを求めにいって救援に来てもらうことで、その場をしのげることもあります。

高速道路の場合は、ロードサービスによる救助しかありません。

ちなみに高速道路上でガス欠を起こすと、道路交通法違反(高速自動車国道等運転者遵守事項違反)となり、減点・反則金の対象となるだけでなく、重大な事故の原因になることもあるので、とくに高速道路でのガス欠は起こさないよう、細心の注意を払いたいところです。

燃料警告灯は、ガス欠を防ぐためにあらかじめ警告してくれる、重要な装置です。「点灯したけれどまだ大丈夫」と過信せず、すぐにでも給油場所を探して燃料を確保し、自分だけでなく、周りにも迷惑をかけない安全な交通を確保した運転を心がけましょう。

 

ガソリン残量が心細くなってきた時の「最後の対処法とは」

長距離走行中に、エンプティマークが点くとちょっと焦りますよね。

ガソリンスタンドも全然見当たらない!どうしよう・・・

そんな場合は、先ず、エンジン回転「2000回転以下」を抑えて、エアコンも切る。

これでかなり“命”は伸びます。

エンプティマークが点灯すると、「すぐにでもガス欠になるんじゃないか」と心配でハラハラするかと思いますが、それほど心配する必要はありませんが、途中で渋滞があったりすると、怪しくなってきますので、油断しすぎると、ガス欠に見舞われます。

焦る必要はないけれども、甘く見過ぎるのも禁物ということですね。

ガソリンは、ガソリンタンクの底の穴から吸い出して、燃料ポンプでエンジンに供給しているので、タンクの底のくぼみ等、どこかにガソリンが片寄って溜まっていることがあります。

もし、ガス欠の症状が出てきたら、ハンドルを左右に小刻みに切って、クルマを揺することを試してみてください。もしかして、1キロくらい走れ、運よくスタンドにたどり着けるということも、ないとは限りません。

これも、耐久レースでは、最後の手段として使う方法です。



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