ウロコ取り 2021.03.29

★中国から「黄砂」来襲!今!クルマを守るコマメな洗車方法とは?

★中国から「黄砂」来襲!
今!クルマを守るコマメな洗車とは?

この「シミ」が「イオンデポジット(ウォータースポット)」と
同様にクルマの表面に残ると、気になりますと共に、
残念ながら、査定金額にも影響します。

 


そこで、
黄砂(花粉)対策に効果がある
洗車法をご紹介します。

最近、自動車に黄色や白い粉が積もっていることはありませんか?

黄色い花粉や黄砂を、安易に放っておくと、

あとで大変なこと(シミなど)になります!

 

粉状なものは、花粉。白色ぽい砂は、黄砂です。

どちらも放っておくと、車の塗装にシミを作り

「イオンデポジット(ウォータースポット)」と

同様にクルマの表面に残ると、除去が大変となります。

 

また、ボディ表面のクリア層の深層まで侵食してしまうと、

自動車屋さんにお願いして、高額な研磨処理しか改善方法はありません。

当然、売却時は、その経費分、減額査定される要因となります。

 


それでは、具体的に、花粉や黄砂が、車にシミを作るメカニズムについて解説します。

花粉が塗装に与える悪影響

近年春先になると塗装の表面に細かいシミのようなものが

多数できてしまい、洗車をしても取れず困ったことがありませんか?

 

 

… それは、花粉が植物の一部であることが最大の原因で、

花粉の成分中の「ペクチン」というネバネバした物質を分泌し、

この「ペクチン」が乾くと自動車の塗装にシミを作るのです。

… 雨が降った後は、車体が乾く前に洗車をする、

などという非現実的なことまで考えないと、

車を無傷で守ることは不可能になってしまうのが

花粉症対策の実態なんです。

 

 また、黄砂はユーラシア大陸のミネラル分豊富な

「土や鉱物」で、構成されています。

 

ミネラルの塊である黄砂を車体に付着した状態で放置すると、

含有ミネラル分が雨などで溶け出し、

乾くと自動車の塗装にシミを作ります。

数日間放置すると、段々自動車の塗装(クリア層の深層)に

入り込み、対処が難しくなります。

 

このように、シミ等が出来る前に早めに対処したほうがよいでしょう。


汚れを落とす洗車時の注意事項

 

花粉や黄砂が愛車に積もったからといって、

濡れタオルなどで直接、拭き取るのは禁物です。

 

花粉の場合は、中途半端に水分を与えることで、

拭き残しの花粉がペプチンを分泌し、シミの原因になります。

 

黄砂が積もった場合には、愛車にひっかき傷を付けかねません。

というのも黄砂は土や鉱物の微粒子です。

 

自動車の塗装をマイクロレベルで傷付ける程度に

尖っているから注意が必要です。

マイクロレベルでも傷ついた自動車の塗装は、

全体に光を反射して白っぽく見えます。

 

経年劣化で塗装が減色したように見えるのは、問題です。

再塗装を考えたり、愛車の買い替えにまで発展しかねません。

 

余計な出費を抑えるためにも、花粉や黄砂に有効な洗車方法をご紹介します。

ただ・・・、特別なことはなく、水洗いだけです。

 

注意したいポイントは、次のとおりです。


①流水で花粉や黄砂を丹念に洗い流す

いつもより長い時間をかけて洗車します。

この際、花粉や黄砂用でないブラシやモップ、

タオルなどを使用するのは厳禁です。

ホースからの流水をルーフに流し、水洗いを行いましょう。

 

②洗車は日陰で行う

洗車場所は、基本的に日向より日陰がおすすめです。

これは、花粉にしろ、黄砂にしろ、乾くとシミになるからです。

洗車中にボディが乾かないよう、日陰で洗車しましょう。

 

ボディの形状によっては水が溜まらず、すぐに乾燥する箇所もあります。

花粉や黄砂を十分に洗い流せているなら、水分を拭き取ってしまいましょう。

 

なぜなら、洗車に使用する水道水にも多少のミネラル分が含まれており、

乾燥するとシミの原因になるのは黄砂と同じだからです。

 

③水が溜まりやすい場所は、水が流れやすいようにする

自動車の水洗いは、常に濡れている状態がベストで、

洗車後に水分を拭き取ると、ミネラル分によるシミ防止になります。

しかし、ボディの窪みなど、水が溜まる場所ではミネラル分が沈殿して、

シミの原因になります。

 

洗車中に水が溜まっている箇所があれば、流水を強め、流しましょう。

水洗いを終え、ボディの水分を拭き取ったら、

いつもの洗車シャンプーやワックス、コーティング剤を使用して、洗車は完了です。

 

最後に、予防対策として、ボディカバーを被せておきましょう。

花粉や黄砂はカバーにつくので、愛車は無傷。

 

乗車する度にカバーを外し、その時に花粉や黄砂も払われるので、

シミになる心配もありません。

 


※最後までお読みになってくださいまして、誠に有難うございました。

参考にして下さいませ。

 

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